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林 博和; 赤堀 光雄; 小川 徹; 湊 和生
Zeitschrift fr Naturforschung, A, 59a(10), p.705 - 710, 2004/10
LiCl-KCl共晶溶融塩中のNdイオンの紫外可視分光測定を行った。NdイオンはNdClのLiCl-KCl中への溶解、またはNd金属とNdClとのLiCl-KCl共晶溶融塩中での反応によって得た。これらの測定に用いた分光測定用ガラス容器表面に見られた腐食生成物はNdOClを含むことをX線回折及びEPMA測定によって示した。Ndイオンのスペクトルの特徴と腐食のメカニズムについて議論した。
岡本 芳浩; 塩飽 秀啓; 矢板 毅; 成田 弘一; 谷田 肇*
Journal of Molecular Structure, 641(1), p.71 - 76, 2002/10
被引用回数:42 パーセンタイル:71.89(Chemistry, Physical)溶融LaCl3の局所構造をK吸収端XAFSによって調べた。最近接La-Cl間距離と配位数は、2.89$及び$7.4であった。6よりも大きな配位数は、融体の局所構造が、今まで報告されてきたような単純に(LaCl)八面体構造からのみからなるのではなく、7配位の(LaCl)や8配位の(LaCl)といった錯体の存在もあることを示唆する。La-La対に対応する第2近接の相関が約付近に見られた。これは、錯体イオンどうしが1つClイオンを共有するいわゆる頂点共有が歪んだ形に対応する。2つのClイオンを共有する辺共有が大勢をしめるYCl融体とは対照的であることがわかった。